医師とのつき合い方
◆保険診療制度について
規制緩和の掛け声の下にあらゆるシステムが変えられています。良いことという声もありますが国立大学が特定法人化し不採算部門は縮小や切捨てが行なわれようとしています。基礎研究が疎かになることは目に見えています。基礎研究の上に特許制度は成り立っています。このまま行けば基礎的な特許はすべて外国に抑えられてしまいそうです。同じことが健康保険制度にも行なわれそうです。赤字が極端に膨らみ破綻寸前です。
国が健康保険制度を投げ出したらどうなるのでしょう。破綻後に生命保険会社が本格的に参入することは確実です。そして患者さんの選別が厳しくなってきます。「儲かる患者」か「そうでない患者」か、或いはもっと極端に「生かしておいて得になる患者」かどうか…といったことが吟味されます。選良された者だけが良質の治療を受け、そうでない「貧者」は治療が受けられない。そんな時代の到来が間近といえばうがち過ぎでしょうか。
保険診療制度を壊さないために日頃の健康に気を配って患者さんは「医学」について多少は勉強すべきです。病院周辺のゴミ箱に薬袋のまま薬が捨てられているという薬価至上主義の診療報酬制度を見直しべきときが来たのではないでしょうか。
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資料提供 日本アトピー協会