日常生活での注意事項 | ||||||||||
◆住まうこと | ||||||||||
◆患者さんの居室は風通しと日照の良い部屋を選んでください。 ◆湿度計、温度計を目に付くところに置き常に数値を気にしてください。湿度30%を切るとアトピーの方には過乾燥となって良くないようです。 ◆加湿器はあればベターですが、なければ濡れタオルをお皿に載せたものを2〜3枚、室内に置くだけで加湿できます。 ◆建材を吟味し、できる限り合板や壁紙を避けて無垢の板や漆喰壁など従来工法のよさを取り入れてください。 ◆患者さんの部屋の照明は蛍光灯を避けて電灯タイプに、またパソコンやテレビなど強い電磁波が出ていると思われる電気製品は患者さんの居室には置かないようにしましょう。 ◆居室での携帯電話は肌身離さず…ではなく、少なくとも2メートル以上離れたところに置くようにしてください。 ◆部屋の中には古雑誌や運動具、ぬいぐるみ、人形など雑多なものを持ち込まないよう、また置かないように心がけましょう。 ◆衣服は花粉やホコリ、カビ、ダニの運び屋です。クローゼットなどに収納し壁面などに吊ったままにしないように。 ◆室内に観葉植物を置くことを禁止する医師も多いようですが、植物自体でなく土に原因があります。植物は潤いを与えますので必要なら土で育てるものでなく水耕栽培のものを選んでください。 ◆じゅうたんがダメでフローリングがベターとは一概に云えません。じゅうたんはホコリを捉えますがフローリングは表面にホコリを捉える働きがなく沈下したホコリが再度舞い上がります。ダニが怖いかホコリが怖いかの問題ですが畳の部屋を敢えてフローリングにする必要はないようです。 ◆ソファーやカウチなどの張り素材を吟味してください。パイル織りのものが多いようですがダニ繁殖の格好の場所…となるとレザーが良いようですが今度は「残留ナメシ剤」が気がかりです。いずれにしても綿のカバーが必要です。 ◆患者さんの居室に空気清浄機があれば理想的です。マイナスイオンの放出は期待できるほどの効果はなくムードとブームだけのようです。 |
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