日常生活での注意事項
◆食べるもののこと
◆反応の出るものを敢えて食べることはありませんが、卵と牛乳、大豆の三大アレルゲンは生存にとって欠けると不都合なことが起こります。できるだけ食べる方向で食べ方を工夫してください。
◆大豆のアレルゲンは発酵食品となった場合はタンパク質の形が変わって無害化していることが多く、醤油、納豆、味噌などを少しずつ食べてみて反応が出ないなら医師の管理のもとに量を増やしていってください。
◆暴飲過食はやはり避けてください。「腹八分目」がちょうど良いというコトバはまさに名言です。
◆食べるものに「禁止条項」を設けてはいけません。食べたいと思うことは体が要求している証拠。あれもダメこれもダメでは食の喜びを否定するもの。何のために生きているの…とお考えください。最小限の制限事項で、できるだけ食べる方向で考えてください。誰もケーキ皿に山盛りのチョコレートを食べる人はおりません。要はバランスの問題。
◆何事もほどほどに…が大切。アルコールも度を過ごさない程度なら何事も起こりません。ご自分の適量は判っている筈。
◆旬の食材を知っておくことはいろいろと便利です。
◆外食のメニューは油脂分、塩分、糖分、カロリーともに手作りの献立に比べて2〜3割りは多いようです。そのことを計算に入れておいてください。ほかほか弁当やコンビニ弁当も同様です。
◆白砂糖悪玉説は根拠希薄。しかしながら蜂蜜などで代用できるならそれに越したことはありません。ただし蜂蜜には「蕎麦の花」の蜜もブレンドされています。表示を確かめましょう。
◆サプリからの栄養素の補給も無駄ではありませんができるだけ毎日の食事から得るように工夫してください。
◆可能な限り規則正しく食事の習慣を守ってください。食事が不規則になるとお肌にも悪影響を及ぼします。なお夕食後、満腹ですぐに寝入ると睡眠時無呼吸症候群など危険なことになるケースもあるそうです。
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資料提供 日本アトピー協会