アトピー小史
新しい病気とされているアトピーですが明治時代に薬剤監として活躍し「担架」の発明や玄米礼賛で知られた石塚左玄も思春期から強烈な痒さに悩まされ、どうやらアトピーだったらしいと推測され、また江戸時代の医学文献に「雁瘡(がんがさ)」ということばがしばしば登場しアトピーではないかと云う説もあります。病気の歴史を調べる学問は「医史学」と云いますが、研究結果によっては意外と古くから存在していたかも知れません。

アトピー小史