症状
◆少し厄介なアトピー性皮膚炎の病変
アトピー性皮膚炎は主に皮膚が病変し強い痒みを伴います。皮膚の病変を皮疹と云い幾つかの現れ方があります。診断は医師の専門領域ですので素人判断は禁物ですが、おおまかな目安は以下のようです。なおアトピー性皮膚炎は皮膚科またはアレルギー科、乳幼児の場合は小児科の領域です。
エレファントスキン
  高度に苔癬化した皮膚病変で厚皮症または象皮症とも言われ、とくに頚部に特徴的に出ます。文字通り象の皮のような厚ぼったい皮膚となって屈曲に困難を伴うこともあり、何よりも見た目の変化が大きくアトピーも方々に心理的なダメージを与えます。
ドライスキン
  たいていは痒さを伴わないカサカサ肌ですが、衣服を脱いだりしたときに急に痒さがあらわれ幼児の場合は掻く癖がついてしまうケースが多く見られます。
口切れ・耳切れ
  両側の口角部に湿疹があらわれ亀裂が生じます。また幼児に多く見られるのが耳たぶ下部の亀裂でいずれの場合も感染の危険性があります。
頭髪内の病変
  頭髪部も皮膚ですのでアトピー性皮膚炎の症状があらわれます。紅斑、丘疹などは目に見えないので医師も確認が困難ですが痒さが強烈で、掻きむしると湿疹が生じ、また屑落も激しくあらわれます。掻くために頭髪が抜けることもありアトピー性皮膚炎にとっては厄介な部位です。額の生え際、うなじなどに強く症状があらわれます。
股間の病変
  アトピー性皮膚炎が顔や腕などに出ている場合は良いのですが下半身、特に股間部に出てくると女性にとっては深刻な問題です。やはり女医さんに診ていただくのが抵抗が少ないようです。またアトピー性皮膚炎とは別の「真菌」による皮膚炎も好発しますので、この場合は別の治療法となります。
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資料提供 日本アトピー協会