症状
◆症状の程度
アトピー性皮膚炎は上記のように病変は皮膚に現れます。その病変の広がり具合が症状の程度の判断基準となります。
病変部分の面積などを%で現す事もありますが、いずれにしても専門医レベルでの判断となります。また病変部は安定せずつねに変動していますので、症状の判定は医師に委ねてください。
軽 微
炎症症状に乏しく乾燥症状が主体
軽 症
乾燥および軽度の紅斑、鱗屑などを主体とする
中等症
中程度までの紅斑、鱗屑、少数の丘疹、掻破痕などを主体とする
重 症
高度の腫張、浮腫、浸潤ないし苔癬化を伴う紅斑、
そして丘疹の多発、高度な鱗屑、痂皮の付着、小水疱、びらん、
多数の掻破痕、痒疹結節などを主体とする
病変部は常に変動しています。症状の判定は医師に委ねてください。
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資料提供
日本アトピー協会