遺伝的要素
◆アトピー性皮膚炎は家族歴が重要
多くの医師は初診の際、血縁家族のアレルギー性疾患の有無を問います。
日本人の30%がアトピー素因を持っているといわれ、これは数値的に一定と云われていますが、婚姻関係などで今後は増加するかもしれません。いずれにしても現在はアトピー性皮膚炎でなくても何かのきっかけで発症する可能性があり、さらに子孫に出てくる可能性もあります。
「アトピー性皮膚炎なんて関係がない、痒さで騒いでいるだけ…」という傍観の「あなた」に明日、病魔が襲うかも知れません。それほど確率が高い病気です。裏を返せばそれほど「普遍的」な病気ともいえます。
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資料提供 日本アトピー協会